診断



診断方法には以下のものがある。 * 切開によるアポクリン腺の確認。 * 耳垢が湿っている。 耳垢が湿るのは、耳の中にあるアポクリン腺からの汗が原因である。耳の中にあるアポクリン腺は幼少の頃から発達しているので、腋臭臭が発生する思春期以前から確認できる。 * 血族に腋臭症の人がいる。 腋臭症は優性遺伝する。片親が腋臭症であると子の約50%に、両親が腋臭症であると子の約80%に遺伝する。 * 専門医の嗅覚による判断。 実際には腋臭症ではないにも拘らず腋臭症と勝手に判断し、自己臭恐怖症に陥っている者が多く見られる。自分勝手に判断せず、形成外科、美容外科の専門医の診断を受けることが望ましい。また、自己臭恐怖症が疑われる場合は、精神科医の診断を仰ぐことも必要である。




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